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Paris 2009 6ème jour マリー・アントワネットの独房 【Conciergerie】
Paris6日目。7時半起床。

日本でも旅先でも、朝起きるとまずはカーテンを開けて空を見上げる。
綺麗な青空が広がっていれば嬉しいし、曇り空なら何となくアンニュイな気分になる。
天気とは、意外と人の気分を左右するものだ。
一年中太陽の光をさんさんと浴びた国の人々は、やはり底抜けに陽気な人が多い気がする。
そして今朝のParisは薄い雲が広がっている。今日は久しぶりに太陽が顔を出してくれるといいな…。

さて、この旅もいよいよ折り返し地点が過ぎた。Parisで過ごす日もあと数日。
旅の前半は気ままに過ごしてきたので、そろそろ予定を立てて行動しなければ!!(今頃ですか!?)
そんなわけで、今日は精力的に目的地を回る予定なのである。

まずはコンコルド駅からMétro1号線にてシャトレ(Châtelet)駅へ。
シャトレ駅に着くと、どこからともなく美しい旋律が聴こえてきました。


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Métroで音楽を奏でるみなさん。

ParisのMétroでは、こうやって音楽の演奏をしている人達を時折見かける。
Métroで演奏するためにはオーディションに合格しなければならず(無許可でやっている人もいるけど)、
合格した人には演奏許可証がもらえるのだとか。
レベルに応じて演奏できる場所も決まっていて、シャトレのような大きな駅で演奏をしている人達は
レベルが高い人達なのだとか…。そんなわけで、しばしその美しい音色に聴き入る。
こうやって芸術が日常に溶け込んでいる環境がとても羨ましい…。

朝から素敵な音楽を聴いたところで、また移動。
シャトレからMétro4号線に乗り換えシテ(Cite)駅で下車。


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やってきたのはコンシェルジュリー(Conciergerie)。フランス革命時に牢獄として使われた有名な場所。
「コンシェルジュリーを見てみたい」という夫の要望があり、訪れることにしました。

ここは入ってすぐの「衛兵の間」。
もともとはフランス最古の王宮の一部だったコンシェルジュリー。
この場所は、その王宮で働いていた人々(約2000人)の食堂として使われていたのだとか。


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マリー・アントワネットの独房を再現した部屋。

最後の2ヶ月間をこの場所で過ごしたマリー・アントワネット。
豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿から、狭くて薄暗いこの独房へ連れて来られたのですね…。
映画「マリー・アントワネット」で観た、ピンク色の世界とはあまりにも対照的。
この独房で、王妃は一体どんな気持ちで処刑を待っていたのだろうか…。


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その他の牢獄はこちら。

普通の囚人はワラの上で寝かされ、お金を払える者はベッドで寝ることができたという独房。
どうやらここは一番粗末な部屋らしい。他にはベッドのある部屋や、机と椅子が用意された部屋もある。
ここから2600人もの人が処刑台に送られ、革命の露と消えたのだ。

そんなわけで、なんだかどんよーりした気分になったコンシェルジュリー。
悲劇の王妃の人生について、革命で亡くなった多くの人について深く考えさせられる場所だった。
「ベルばら」を久しぶりに読みたい気分…。



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by paris-papermoon | 2009-07-20 00:00 | Paris 2009

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